外国人あるある!?「氏名」が巻き起こすちょっぴりヘンな問題 - DIVERSITY TIMES - 外国人の"今"を知って好きになる。

外国人あるある!?「氏名」が巻き起こすちょっぴりヘンな問題

2022.08.02

日本で10番目に多い苗字の加藤です。GTNの広報です、皆さん初めまして。
今後、ゆるりとしたペースですがこのDIVERSITY TIMESの場をお借りしまして、GTNの魅力を発信させていただくことになりました!

さてしかし…いきなりですが一体どうしたものか。
このサイトの読者様は外国人周りの専門家の方々も多い(いつもお世話になっております)ので、外国人専門支援企業らしく「法務省・出入国在留管理局のデータをもとに、日本の課題は!少子高齢化で外国人が必要だ!」みたいなことを書いても、皆様に対しては釈迦に説法ですよね。

そんなわけで難しいことは専門家にお任せして…こちらでは多国籍メンバーの中で働くからこその気づき、よくあるご質問への回答、実体験に基づく日々のちょっとしたa-ha! 体験(Aha-Erlebnis)を綴ってみます。
日々の業務のお役立ち もしくは お話のネタにしていただけましたら嬉しいです。

 

社内の「多国籍さ」にはさすがに少々自信あり

GTNには現在19の国と地域のメンバーがいます。という話をすると尋ねられるのが「社内は英語ですか?」

いえいえ、「外国人はみんな英語が堪能」は先入観です。

当社メンバーが使う言語は21ヵ国語。その中で重なる共通言語は日本語です!だって日本で働いているんですもの。日本語完璧!それどころか宅建士の取得者も多いんです。

入社当時は「う~ん、多国籍!」ってドキドキしていたのですが、人は慣れる生き物。すぐに社員の70%が外国籍というこの環境になじむんですよね。あとはアジア圏出身者が多いので外見が似ているのも親近感があるのかも。
こちらを読んでくださっている皆様も外国人社員が身近な方は多いのではないでしょうか。

そんな中で最初に戸惑ったことは、社員の名前です。名前ひとつとっても世界各国バラエティに富んでいます。
「何さんと呼べばいいの?」から始まり、「歴代のお名前どこまで必要?」「書類にはどう書くの?」「在留カードとちょっと違うんだけど!」等…いろいろ、ホントにいろいろ。

 

国別で見る!一番多い苗字は?

日本人に多い苗字ですと、冒頭の通り加藤は10番目。ちなみに一番は佐藤さん、鈴木さんが2番で、3番が高橋さん。(みんなGTNにいます。社長は後藤で35位)

上位3つで4%。確かによく会う苗字です。お知り合いの誰かにいますよね。

さて、そこでですが他の国の苗字になるとどのような感じでしょうか。今回は日本に来ている方の数が多い印象の3カ国を例に取り上げてみます。

 

中国

1番が王(オウ・Wang)さん、2番が李(リ・Li)さんだそうです。この2つがそれぞれ7%ずついるそうで、人数にすると1億人を超えるそうです。1つの苗字だけで日本人の人口に迫られているなんてすごい。

 

韓国

韓国で1番多い苗字は?となると、日本人でもだいたい想像がつかれる方も多いのではないでしょうか。
はい、金(キム・김)さんですね。こちらが約21.5%、なんと韓国人の5人に1人がキムさんだそうで。

日本人の苗字が約10万種類あるのに対し、韓国人は300種類程度にとどまるそうです(諸説あり)。
なので、そのぶん1番多い苗字に比率が高まるのも自然なのかもしれません。

 

しかし!比率のお話となると、韓国のキムさん(21.5%)で驚くのは実はまだ早いのです…

ベトナム

ではここでベトナムで1番多い苗字、グエン(Nguyen)さん。どのくらいの割合だと思いますか?
最近知ったのですが、GTNにもグエンさんが18人います(2022年7月現在)。びっくり。どうりで間違うわけだ。

グエン率の正解は…

なんと 38.4% !

ほぼ4割の方がグエンさん。
なので「グエンさ~ん」と呼ぶとみんなが振り向いてしまうため、GTNで名前で呼ぶのがもはや当たり前なんです。

ベトナム人の名前は3語または4語で構成される場合が多くて
並び順は 姓・テンデム・ミドルネーム・名
姓が先で名が後なのは日本人と一緒。なので、NGUYEN TRUNG THANH(グエン チュン タイン)さんは、タインさん。

 

このように、日本人以外が多くいる環境ですともう珍しくないですね。

呼び方について工夫しなくてはいけないという点が、個人的にはそれが良い側面でもあると感じています。
些細なことですが、必要に迫られて下の名前呼びが定着していることが自然と親近感を持てるきっかけになったり。

 

氏名にまつわる話は他にも

由来なんかを聞いてみると、日本人にはとても驚かれることもあります。

 

ミャンマー

氏名に生まれた曜日が入るよ!」と教えてくれたのは、GTNでもミャンマー語の対応で活躍するゼイヤーさん。

日・月・火・水(午前)・水(午後)・木・金・土 の8曜日それぞれに守護動物がまつられており、自分の生まれた曜日の動物のところへお参りに行くとのことです。

なので、たとえば…アウン・サン・スー・チーさんのことも「スーチーさん」などと呼ぶのは実は失礼にあたるようで、しっかりフルネーム+敬称で呼ばないとちょっとおかしな感じになるんだとか。

 

モンゴル

これは父親の名前でこっちが僕の名前と教えてくれたのはモンゴル人のトゥグさん。
モンゴルは最近まで「父親の名前+名前」でした。(現在では「苗字+父親の名前+名前」の形式)

お父さんの名前が太郎さんの花子さんだと本名が「太郎 花子」になるってことですね。
世の中に存在する何かしらの記入例でもなかなかそんな並びは見かけない。

 

スリランカ

突然ですがDIVERSITY TIMES 編集長は「山﨑 大輝」といいます。
彼もよく下の名前を「だいき」と間違われるそうですが、正解は「やまざき ひろき」。
ローマ字で書くと「YAMAZAKI HIROKI」ですから、フルネームに含まれる「A」の数は、3個ですね。

なぜこんな話をかというと、なんとGTNにはフルネームに「A」が12個も入るツワモノが。
スリランカ人のサンジーワさんです。

スリランカはオランダやイギリス統治の影響もありファーストネーム、ミドルネーム、ファミリーネームと家族の名前が長~いのが特徴。

昔は身分、位が高ければ高いほど名前が長い傾向がありその影響を受けていますが、最近では4つから6つの名前が主流とのこと。

寿限無寿限無もあわや抜かす勢い?

正式なお名前はDASSANAYAKE MUDIYANSELAGE SANJEEWA DASSANAYAKE

はい、長~いですね…ウソのような話なんですが本人もたまに間違えちゃうらしいです。

 

他にもネタはありますが(「ネタ」と言ってしまっていいのかは微妙)、長くなりすぎるので一旦ここで。

 

「氏名」が巻き起こすちょっぴりヘンな問題

何が言いたいかをまとめますと、氏名ひとつ取っても特殊な要素が多いから外国人社員を扱う企業の人事・総務はそれに慣れないと大変かもってところです。

・名刺はどうなっているの?
・システムには入りきるの?

などなど…皆様の会社ではどのようにしていますか?

ちなみに、書類でなにかと必要になってくるハンコはこんな感じ。借りてきました。

ベトナム:NGUYEN THAI THANH KHUONG(グェン タイ タン クゥン)さん

クゥン?クーン?
日本語にない発音をカタカナ化しているので表記ブレは日常茶飯事

フィリピン:DE LEON GRACE CARDINO(デ レオン グレイス カルディノ)さん

比較的わかりやすい。と思いきや!?
この方、普段の呼ばれ名は「マイルスさん」。どっちがどっちだったか一瞬戸惑う

インドネシア:RINDUAYU SUNDARAJA(リンドゥアユ スンダラジャ)さん

リンドゥアユ。普段の呼ばれ名は「アユさん」だけど、ハンコは「リンドゥ」。
これ、加藤が「加さん」と呼ばれてたりハンコが「藤」だったりするのとはちゃんと違うのかなって少し不安になる

フィリピン:ROMAGUERA MARYROSE MALIGALIG(ロマゲーラ メリーロース マリガリグ)さん

メリー「ロ」!?
その区切り方って本当にあってたのかな!?

※ 外国人の方が印鑑登録をする際には登録できる印鑑と登録できない印鑑があるので、必要条件等は要確認

 

これらによってどんなことが大変かというと、何かしら書類で記入された氏名と印鑑の名義が異なっていると判断されて(日本人と比べて)不備扱いされるケースが多いみたいです。

本人もまいってしまいますが、同じように人事・総務の方にとっても大変だと思います。

国際結婚でいわゆる日本の苗字に当てはまらない方も増えていますので
各種書類や名刺など、日本人名に対応したフォーマットだけでなく臨機応変な対応ができるように社会が変わっていくといいですね。

 

最後にちょっとだけ広報らしいことを

ここまで書き連ねると「ええ…やっぱり外国人を採用するのって面倒そうじゃん…」と感じられてしまいそうなので、このまま着地するわけにはいきません。

GTNでは「GTN Assistants」というサービスを展開しています!

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たしかに外国人社員だと日本人社員にはない煩雑さがあるのも事実。
しかし、時代は外国人の人材に活躍いただくことを求めています
だからこそ、人事・総務の方にとって通常の範疇を超えるような業務は、GTNにおまかせいただきたい!

なんといってもGTNはイレギュラー対応のプロ!ですので
お困りのことがありましたら、お声がけください。何でもお答えします!

 

 

以上、初回で戸惑いましたが、いかがでしたでしょうか。

いろいろな文化・宗教・バックグラウンドを持ったメンバーと一緒に働いているので、何にでも興味津々、楽しくお伝えしていければと思います。
また、外国人の方について人事・総務の面で「こんなことが対応に困った!」というような皆様からの疑問にもお答えしていきますので、ご質問なども随時お寄せくださいませ。

皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

 

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